UbuntuでMac OS X,OS9を動かす

MacOSのエミュレータ環境

仮想化ソフトはVirtualBox,Vmwareが有名ですが、QemuというGPLなソフトがあります。

通常、Qemuはサウンドをサポートしていませんが、Win,Mac用にそれを対応させたのが以下のサイトで配布されています。

QEMU - E-Maculation

しかしLinux版はありません。しかしGithubに有志が作成したサウンドをサポートしたソースが公開されています。

以下でLinux(Debian等)用にコンパイルする方法を説明します。

 

ソースをコンパイルするために以下のコマンドを実行します。

 

コンパイル時に必要なパッケージをインストールする

sudo apt install git cmake ninja-build build-essential libx11-dev libglib2.0-dev libgtk2.0-dev libsdl2-dev libsdl2-mixer-dev libsdl2-ttf-dev libsdl1.2-dev libsdl-mixer1.2-dev libsdl-ttf2.0-dev  libusb-1.0-0-dev libfreetype-dev libfontconfig1-dev libssl-dev
sudo apt install libslirp-dev
ソースをダウンロードする

git clone --recursive -b screamer https://github.com/mcayland/qemu.git qemu-screamer

コンパイルしたバイナリを格納するフォルダを作り、コンパイルする

cd qemu-screamer/
mkdir build
cd build
../configure --target-list="ppc-softmmu" --enable-slirp
make

参考サイト